2012年10月15日

ひと針ひと針

 お客様に見せていただいて、あまりのかわいらしさに
自分も買ってしまった本。

ひと針ひと針

その名も『世界のかわいい刺繍』。
ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカなど世界各地の伝統が
いきる刺繍がずらーりと、出てきます。
 ちなみに上の写真、向かって左側はタイのモン族の刺繍。
右側はラオスのモン族の刺繍です。
本の中にも出てきます。

 こちらはインドのカンタ刺繍をほどこしたショール。
ひと針ひと針

色を変えて、みっちりと刺し子が刺してあるのがおわかり
いただけるでしょうか?
サリーなどだったシルクの生地をリバーシブルにしてあります。

 こちらは、本の表紙にもなっているバングラデシュのノクシカタ刺繍。
ひと針ひと針

こちらも絵柄の刺繍だけでなく、無地部分にも同色の糸で刺し子。

 決して豪華ではないけれど、間違いなく、人の手がひと針ひと針
ほどこした大切な刺繍。
温かみと、優しさ、そして人が持っている限りない可能性すら
感じさせてくれます。
 刺し子は、古くなった生地を重ねて縫うことにより補強し、
装飾し、さらに使うために生まれた技術です。
赤ちゃんのおくるみにしたり、カバーにしたり、それでも古くなると
あかちゃんのおむつになり、雑巾になり、最後は燃やして燃料になる。
一枚の布を大事に大事に使ったんですね。

 なーんて言っても、刺繍など全然できないわたくし。
針を持つのは好きですが、緻密な作業ができない。
できないからこそ余計に憧れています。



Posted by atessouhaits! at 15:05│Comments(0)
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